内臓のメンテナンス

巷では、鍼灸は腰痛や肩こりなどが専門と勘違いされているようです。
もちろん、慢性疼痛疾患などは鍼灸の得意とする分野です。

しかし、しかしですよ!!
慢性疼痛治療だけで、鍼灸医学がここまで歴史に残ってきたのは不思議では
ないでしょうか?

絆紡堂鍼灸院では慢性疼痛疾患以外にも色々な患者さんがご来院されます。

例えば、過敏性腸症候群の方、糖尿病の方、顔面麻痺の方、白内障の方、
などなど

えっ!こんな症状も鍼灸治療できるの?
肩こり患者さんがびっくりしてた事を覚えています。

そうなんです。東洋医学は経験医学とも呼ばれ、長い歴史の研究の中で、様々な
症状に対応した医学なんです。

殊、鍼灸医学は内臓の調整を得意とし、内臓が弱るのでバランスが乱れ様々な症状が出てくる。病気ではない病気の一歩手前の状態を把握するのです。

内臓は独立したモノではなく、相互的に影響し合ってバランスを取っているという
のが東洋医学の考え方なのです。

なので、この症状は内臓のどの部分が弱くなったり強すぎたりして起こったのかを
判断し、内臓を鍼とお灸を使って調整するのです。

僕はこの内臓を調整し、体が整った瞬間のお腹の状態を腹診で確認する瞬間が好きなのです。
「あれ!?さっきまで硬くて痛かったのが無くなってる!!」
「でしょー。内臓が元気になってる証拠だよ」

永く続いているモノにはそれだけ歴史と経験があるわけなのです。!

・内臓の冷え、体の怠さでお悩みの方は、佐賀の絆紡堂鍼灸院へ!!
2019 09/02

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