大切な体の仕組みの話

僕たちの世界には真ん中という概念があります。簡単にいうと『ちょうどいい感じ』
暑くもなく寒くもない。明るすぎず暗すぎもしない。ちょうど真ん中の意味。それが中庸。
化学でいうPH(ペーハー)7の状態。

東洋医学ではこの中庸をとても重要視します。
人の体は陰と陽というエネルギーで構成されています。陰とは水の力、拡散する力、柔らかくする力、精神的なものに影響する力。陽とは火の力、凝縮する力、固くする力、肉体てきなものに影響する力。

この陰と陽のバランスが崩れると体は様々な『サイン』を出します。
陰のバランスが壊れるとアトピーとか鼻炎とか、糖尿病などになったりします。
陽のバランスが壊れると、はげとかチアノーゼとか痛風、心臓系の疾患などになったりします。*ここでいう病気とは体のサイン症状として考えて下さいね。

では、この陰陽のバランスを整え『中庸』にするにはどうすればいいのか?
宣伝ではないですが、『鍼灸』はこのバランスを整えるのが大変得意です。
使う道具も意味があります。 鍼は『陰』であり、お灸は『陽』。道具合わせて陰陽を調節する意味合いもありあます。
もう一つは食べ物!中庸に体を持っていくためには『煮物』『煮野菜』など野菜などを煮て食べるものがベスト。糠漬けなんかも大変に良いです。
食べ物の話を語るとかなり長くなるので、またそれは別の機会に!!

これは愛知にいる二人のお師匠から学んだことで、ある意味この知識も陰陽なのかもしれない。それを僕なりにアレンジしたのが『中庸』ということです。

このように自身の体を『中庸』にもっていくと本来持っている体の力と心が出てきます。
それはとてもキラキラした輝きを持っています。
最近、患者さんで多くの人がよくわからない不安感や焦燥感、イライラで悩まれているようなので少しでも多くの人が役立てるように情報をお送りします!

2012 5/28 絆紡堂鍼灸院 院長 池田茂
原因のわからないイライラ、不安感、焦燥感でお悩みの方、佐賀の絆紡堂鍼灸院へ!!